キャンプに慣れてきたから、今年は冬キャンプにも挑戦してみたい!
でも、冬キャンプは「寒くて眠れなかった」という失敗談もよく耳にします。
特に初心者さんは、服装はどうすればいいか、どんな装備が必要なのか分からず悩んでしまいます。
そこで今回は、冬キャンプ大好きなHilanderスタッフのMomoが「冬キャンプの極意」を伝授します。
服装、底冷え対策のためのマットやシュラフの選び方、そして便利グッズに至るまで、防寒方法について網羅してお伝えします。
目次
1.冬キャンプは想像以上に寒い!冷える原因は何?
実は「出発時と同じ気温感覚のまま現地入りすること」が、初心者さんに最も多い失敗例です。
秋冬のキャンプ場は、天気予報に記載されている気温よりも10℃以上体感温度が低く感じるケースも珍しくありません。
この気温差を生み出す3大要因が「標高」「風」「放射冷却」です。
詳しくお伝えしていきます。
Momo
私も12月~2月頃に近畿地方でキャンプをしています。
大阪は雪が降ることがほとんどないのですが、山間部だと夜間は氷点下になることもあります。
日中は問題なくても、寒すぎてなかなか眠れないという方が多いのが冬キャンプです。
どうして日中との気温差が激しくなるのかも、あわせて見ていきましょう!
1.標高100mごとに気温は約0.6℃下がる
気温差の一つ目の要因は「標高」です。標高が高いキャンプ場は街中よりも気温が低くなります。
標高が100m上がるにつれて、気温は約0.6℃下がると言われています。
標高1,000mのキャンプ場に行くと仮定した場合、街中より約6℃も気温が下がるという計算になります。
11月の初冬に、標高1,000mのキャンプ場に行くと仮定してみましょう。
街中の日中の平均気温が15℃、夜間は10℃ぐらいとします。
仮に同じ市内であったとしても、標高が1,000mになると日中の気温は9℃、夜間は4℃まで下がることになります。
街中での服装(秋の装い)では、耐えられそうにありません。
初心者さんは街中と同じような格好で行ってしまわないよう、注意しましょう。
Momo
ほとんどのキャンプ場は山間部にあります。
行く予定のキャンプ場の最高気温と最低気温を事前に確認しておけば、対策もしやすくなります。
キャンプ場によっては公式HPやSNSなどでも発信しています。
ぜひチェックしてみてくださいね。
2.風速1m/sで体感温度は約1℃下がる
「標高」によって発生する気温差に加えて、「風」の影響も体感温度が下がる要因です。
一般的に、風速1m/sで体感温度が1℃下がると言われています。
つまり、気温が10℃の時に風速が10m/sだと、体感は0℃という計算になります。
特に湖畔や高原のサイトは遮蔽物が少ないため、常に風速3m~5m程度の風が吹き抜けることも珍しくありません。
街中であれば、建物の中に入れば風の影響も抑えられますが、キャンプ場は風の影響を直接体に受けます。
体温が容赦なく奪われてしまい、実際の気温よりも寒く感じます。
Momo
常に風速3mの風が吹いていると仮定すると、体感温度は3度も低くなります。
日中気温が11℃なら、体感温度はなんと8℃!
真冬並みの寒さを感じるため、街中での通常の服装だとブルブル震えてしまいそうですね。
風の影響を受けにくい、登山用のアウターなどを用意しておくと良いでしょう。
3.快晴・無風の日の夜ほど危ない!「放射冷却」の罠
「風のない快晴の日なら過ごしやすいはず」という油断が、冬キャンプ最大の落とし穴。
夜間の放射冷却が、容赦なくキャンパーに襲い掛かります。
放射冷却の原理(メカニズム)とは
天気予報などで「放射冷却によって気温が下がる」という言葉を耳にする方も多いはず。
しかし「放射冷却」がどういうものなのか、いまいちよくわからないですよね。
簡単に原理(メカニズム)についてご説明します。
地球は日々太陽の光を受けて、地表が温められています。
一方で、地球は赤外線と呼ばれる目に見えない光として、熱を宇宙空間へと放出しています。
日中は地球から出ていく熱よりも太陽から受ける光のほうが強いため暖かくなります。
夜は太陽光線がなくなり、赤外線として熱が放出され続けて、地表が冷えていきます。
地表面から熱が放出されて冷えることを「放射冷却」と言います。
この「放射冷却」による気温差が大きくなるかどうかの鍵を握るのが、雲の存在です。
放射冷却は、晴れて雲がない時に顕著に起こります。
雲がある場合は、地表からの赤外線をいったん雲が吸収し、その一部を再び地表面に向かって放出します。
地球から出ていくはずの熱を跳ね返す形になるため、日中と夜間の気温差が少なくなります。
雲が地球のお布団の役目を果たしているわけですね。
一方、晴れていると地表の熱は雲に邪魔されることなく上空へどんどんと逃げていきます。
そのため、快晴の日ほど「放射冷却」による気温差が大きくなるのです。
冷え込む条件はほかにもいくつかあります。
それは「空気が乾いていること」と「風が弱いこと」です。
空気が湿っているのは、水蒸気が多い状態なので、水蒸気が雲と同じような役目となり、冷え込みを弱めます。
風が強いと、地面付近の冷えた空気が上にある暖かい空気を混ぜるため、気温の低下を抑えます。
よって、良く晴れて風のない、日中過ごしやすい気温であるほど「放射冷却」によって冷え込みやすくなります。
Momo
良く晴れた日ほど、日中暖かいので油断しがちです。
夜間に備えて、暖かい毛布を一枚用意しておくと何かと便利。
難燃加工されているものなら、焚き火の時も使えて背面の寒さをカバーできます。
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2.気温以上に厄介!最大の敵は「地面からの底冷え」
「冬用の暖かいシュラフを買ったはずなのに、寒くて眠れなかった!!」というお話もよくお伺いします。
これは『底冷え』対策が出来ていないからです。
『底冷え』の正体は「空気の対流」「放射冷却」「熱伝導」の3つです。
まず、一つ目の「空気の対流」。
冷たい空気は下に、暖かい空気は上に流れます。
すなわち地面に近い寝床は、テントの中でも一番寒いところになります。
二つ目の「放射冷却」は、先ほど説明したとおりです。
夜間は地面が冷えている状態になります。
三つ目の「熱伝導」。熱は暖かいところから冷たいところへ移動します。
冬キャンプの就寝時は、一番寒い位置にいるうえ、地面は冷たい状態です。
シュラフの中の暖かい空気は、冷たい空気や地面へ一晩中移動し、熱が奪われ続ける状態になります。
とくに寝床に接している面が広い背中側は、一晩中、地面に体温や熱が奪われます。
シュラフにこもった熱や体温を地面に奪われないような工夫が必要です。
Momo
冬用の暖かいシュラフを購入する方は多いのですが『底冷え』対策をしていない方が結構いらっしゃいます。
テントレイヤードのほか、断熱性の高いマットを導入するなどの対策が必要です。
3.まずは「冷えないための服装選び」!服装レイヤリングのコツ
ここからは、冬キャンプで体を冷やさないためのレイヤリングについてご説明していきます。
まずは日中の対策からです。
出発時の街中の気温とキャンプ場の気温には差があるため、同じ服装だと暑く感じたり、逆に寒すぎたりします。
これを解決するのが服装のレイヤリング(重ね着)です。
3-1.基本の「冬キャンプのレイヤリング」
紅葉キャンプの記事でもご紹介しましたが、アウトドアでの防寒は「3つの層(レイヤー)」で考えるのが基本になります。
ベースレイヤー(肌着)、ミドルレイヤー(保温着) 、そしてアウターレイヤー(防寒着)です。
冬はミドルレイヤーのニットやネルシャツに、フリースジャケットやインナーダウンカーディガンを重ねるとかなり暖かく感じます。
街中ではミドルレイヤーを減らして、現地で中に着込むと調節しやすいです。
荷物を少しでも減らしたいならインナーダウンを選びましょう。
アウターレイヤーは、難燃素材(コットン・難燃ナイロン)を使った中綿入りのジャケットやダウンジャケットがおすすめです。
空気が断熱効果を生み出しますので、空気の層を重ねていくイメージでレイヤリングしていきましょう。
| レイヤー | 役割 | おすすめ素材 |
| ベースレイヤー(肌着) | 汗を逃がしつつ、保温する | メリノウール肌着 吸汗速乾保温の高機能素材インナー メリノウールタイツがあるとなお良し ※綿100%は乾きにくいのでNG |
| ミドルレイヤー(保温着) | 温かい空気を溜め込む |
ニット・ネルシャツ |
| アウターレイヤー(防寒着) | 外の冷気を遮断する |
難燃素材(コットン・難燃ナイロン)の中綿入りジャケット ダウンジャケット |
3-2.一般的な「吸湿発熱」のインナーは使える?
一般的な量販店で発売されている「吸湿発熱」のインナーは、普段使いには暖かく、非常に優れています。
しかしながら、冬キャンプでのベースレイヤーとしては避けた方が良いです。
これは、吸湿発熱の仕組み上、汗をかいたあとに乾きにくい性質があるためです。
汗をかいて蒸れてしまったり、汗冷え(体が冷える現象)を起こしやすいデメリットがあります。
汗冷えで体が冷えると体調を崩してしまうだけでなく、最悪の場合、低体温症になってしまうこともあるため注意が必要です。
街中と山間部では条件が全く異なるということを頭に入れておきましょう。
Momo
Momoのおすすめは、メリノウールの下着や登山用のインナーです。
メリノウール下着は、汗をかいても素早く吸収・放出し、ムレや汗冷えを防ぐ効果があります。
しかも天然の抗菌・防臭効果があり、ニオイが残りにくいのも嬉しいポイント!
価格は少し高いですが、上下揃えることをお勧めします。
最近ではメリノウール100%でなくても、調温・調湿効果のあるインナーも数多く発売されています。
色々探してみてくださいね。
3-3.防寒グッズで暖かさをさらにプラス
冬の防寒グッズとしておなじみの「首・手首・足首」の『3首』を暖めるあったか小物をプラスして、暖かさをさらに底上げしましょう。
首元は薪割りなどの作業時も邪魔にならないネックウォーマーがおすすめ。
手首は指が出せるアームウォーマーで保護しましょう。
足元は厚手のウールソックスや、レッグウォーマーでしっかり暖めましょう。
靴はテントの出入りがしやすいよう、ムートンブーツやダウンシューズ、ダウンブーツなど暖かくて脱ぎ履きが楽なものがおすすめ。
忘れてはいけないのが、頭部の保護。
冬場は耳や頭頂部から熱が奪われていきます。
ニットキャップなど、耳まで保護できるタイプの帽子を用意しておきましょう。
Momo
Momoのおすすめ3点はこちらです。
①ダウンネックウォーマー:軽くて暖かい!バイク移動時もしっかり首を保護してくれます。
②ウール素材のアームウォーマー:肌に優しく、空気をキャッチしてしっかり保温してくれます。
③モンゴル産のウール靴下:寒い地域だけあって、保温性は抜群!ただし、かなりぶ厚いので、履くときは靴も合わせて大き目を選んでください。
耳が冷えすぎると頭が痛くなってくるので、冬キャンプに帽子は絶対必要です。
好きなデザインかつ、耳を守れるものを選んでくださいね。
4.テントもレイヤリングしよう!朝まで熟睡するための「底冷え撃退」術
「テントのレイヤリングってどういうこと?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
テントの寝室部分に当たるインナーテントは、そのままだと底面が地面に直接触れている状態です。
『底冷え』についてご説明したとおり、地面は放射冷却によってキンキンに冷えています。
この地面から伝わってくる冷気を遮断するのが「テントのレイヤリング」です。
4-1.テントのレイヤリング手順
①インナーテントの下にグランドシートを敷く
グランドシートは、テント底面の汚れや破れを防ぐほか、地面からの湿気や冷気を防ぐ効果があります。
テント底面が濡れず撤収も楽になり、テント内部の結露発生も抑制してくれます。
メーカー純正品がない場合は、ブルーシートなどで代用しても問題ありません。
購入する時は、インナーテントより少し小さめの物を選びましょう。
②インナーテントの中にインナーマットを敷く
インナーマットは、ご自宅での畳、カーペット、ラグの役割を果たします。
グランドシートでは防ぎきれない地面の凸凹や湿気、冷気を緩和し、テント内の断熱性もアップします。
おしゃれなデザインの物を選んで、テント内部のコーディネートを楽しんでもOKです。
Momo
ハイランダーの難燃コアブランケットは、インナーマット(ラグ)の代わりとして使うことも可能です。
中にグラフェン綿やアルミシートが入っているため、冷気を遮断しつつ温めてくれる効果もあります。
Mサイズをコットやマットの上に敷くのもおすすめです。

③断熱力の高いキャンプ・アウトドア用のマットを敷く
ご自宅での「敷布団・ベッド」の役割を果たすのが、キャンプやアウトドア用のマットです。
マットの断熱性は、R値(熱抵抗値)という「マットがどのくらい熱を逃さないかの断熱力の指標」を参考にします。
R値(熱抵抗値)が高いほど、地面からの冷気は感じにくくなります。
冬場に使う場合は、R値は4.0以上を目安にしましょう。
R値の記載がない場合は、インフレーターマット(自動で膨らむタイプ)なら厚み8cm以上のものを選べば、まず問題ありません。
コットを使う場合でも、コットの上にマットを敷くようにしましょう。
コットは地面から体を離せますが、コットの下を通る冷たい空気に背面がさらされ、体温が奪われます。
④冬用の暖かいシュラフを使う
最後に、冬用の暖かいシュラフを用意します。
シュラフの温度表記には「快適温度」「限界温度」などがありますが、快適温度を基準に選びましょう。
限界温度は『一般的な女性がシュラフの中で、ひざを抱えるくらい丸くなった状態で6時間までなら耐えられる温度域』です。
これを目安にすると、低体温症になる恐れがあり非常に危険です。
『冬も使える』と書いてある安いシュラフもありますが、ほとんどの場合、書かれているのは「限界温度」です。
安易に信じず「快適温度」の記載があるか、しっかり確認してから購入しましょう。
シュラフは封筒型とマミー型がありますが、冬におすすめしたいのは、体温を逃しにくいマミー型です。
封筒型のシュラフは、体との密着度が低く、肩口から冷気が通りやすいため、体が冷えてしまいます。
どうしても封筒型にしたいのであれば、ブランケットを中に入れるなどの工夫をしてください。
Momo
家の中でも、部屋の床が冷たかったり敷布団が薄っぺらいと、冬用の掛け布団を使用しても冷気を感じてしまいます。
これと同じで、冬用のシュラフだけで暖かくなるわけではありません。
テントの寝室の冷気を緩和し、敷布団を分厚くして初めて暖かく眠れるようになります。
シュラフの性能を最大限に引き出すために、テントのレイヤリングを忘れないようにしましょう。
5.テント内で暖を取るには?冬キャンプの「暖房器具」と注意点
冬キャンプと言えば、テントの中でストーブを使っているイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
薪ストーブをいれて、煙突を出している様子は熟練者っぽくてカッコいいですよね。
しかし、テント内でストーブを使う際にはいくつか注意点があります。
よく確認してから使用するようにしましょう。
5-1.初心者にも扱いやすいストーブを選ぶ
ストーブの種類は、大きく分けて「①石油ストーブ」「②ガスストーブ」「③薪ストーブ」「④電気ストーブ」の4つです。
薪ストーブは火力が強いのが魅力ですが、着火や温度調節には慣れが必要で、使えるテントも限定されます。
薪ストーブ向きではないテントを使用して、火の粉が飛んでテントが全焼したという事例も少なくありません。
煙突穴が付いていて、かつ燃え広がりにくいコットン製や難燃素材のテントを使うのが原則です。
電気ストーブは一酸化炭素中毒のリスクが少ないのが魅力ですが、電源が無ければ使えません。
消費電力も多く、ポータブル電源だと出力不足のケースも多いため、基本的にはACサイト限定と考えた方が良いでしょう。
以上のことから、初心者さんでも扱いやすいのは「①石油ストーブ」と「②ガスストーブ」です。
5-2.火災や一酸化炭素中毒による事故への対策をしておく
ストーブは「テントの外」や「前室」で使うのが原則です。
前室で使う場合も、締め切った状態にするのはNGです。
アウトドア用ストーブは、テント内など密閉された場所では使用しないよう、どのメーカー説明書にも記載されています。
またテントは素材にポリエステルが使われているので燃えやすく、火災には注意が必要です。
そのため、『テントの布地近くにストーブを置かない』が鉄則です。
キャンプでストーブを使う場合は、以下の点に注意して使いましょう。
- フロアシートを取り外すことが出来るものを選ぶ
- 石油ストーブとテント内側や可燃物との距離を確保できる大きさのテントにする
- 通気口(ベンチレーター)を開けておく
- こまめに換気をする
- キャノピーを開放しておく
大変危険ですので、絶対に閉め切ったテント内では使わず、十分対策をしたうえでご使用ください。
換気をしていても、一酸化炭素は無臭の為、気づかないうちにたまっていることもあります。
一酸化炭素チェッカーは必ず持っていくようにしましょう。
6.HilanderスタッフMomoの体験談と小技集
スタッフMomoは、スーパーカブに乗ってキャンプに行く「カブキャンパー」です。
積載容量の都合でストーブを持っていけないため、様々な工夫で冬キャンプを楽しんでいます。
ここからは、実際にスタッフMomoが冬キャンプでの体験談と、もしかしたら役に立つかもしれない小技集をご紹介します。
6-1.冬場は特にありがたい。昔ながらの暖房器具「湯たんぽ」
まずは昔ながらの暖房器具「湯たんぽ」。
冬キャンパーさん達にも人気のアイテムで、毎年冬には湯たんぽがよく売れています。
湯たんぽは、寝る30分〜1時間前にシュラフの中に仕込んでおきます。
就寝時にはシュラフ内部がホカホカになっているため、すぐに眠ることができます。
Momo
一度初心者キャンパーさんから、寒くて眠れない!とLINEが来たことがありました。
湯たんぽも持っていないとのことだったので「HOT用のペットボトルにお湯を入れて」とアドバイスしたことがあります。
湯たんぽを忘れてしまった場合の緊急措置として覚えておいてください。
6-2.足元の寒さ対策には「シュラフの上から上着をかける」
スタッフMomoは、冷え性のため冬場はつま先が氷のように冷たくなってしまいます。
毛布をシュラフの中に入れていても、つま先が冷たくて寝付けないこともあります。
そこで、よくやる対策がコレです。
「布団の上から毛布を掛けると暖かくなる」というのを聞いたことは無いでしょうか。
それと同じ原理で、シュラフの上から上着をかけると足元の暖かさがアップします。
シュラフに入る時には上着は脱ぎますので、その時に足元にかけてしまいましょう。
Momo
上着は元々防寒用に持ってきているため、暖かいものが多いです。
就寝時にも布団代わりに重ねてしまえば、置き場に困ることも無く一石二鳥です。
6-3.マットは重ねてR値アップ!
スーパーカブだと、分厚いインフレーターマットは嵩張るため持っていけません。
薄いインフレーターマットやエアマットだと、真冬はどうしても地面の冷気を感じてしまうこともあります。
そこで活躍するのが、アルミ蒸着されたクローズドセルマットです。
マットは重ね合わせて使うことでR値を加算できます。
クローズドセルマットと重ねて使うことで、断熱性能をかさ上げすることが可能です。
Momo
熱反射効果で、シュラフから発した熱を戻してくれます。
なお、アルミ蒸着マットと体の間に断熱性の高いマットが挟まってしまうと、体温が反射されません。
エアマットを下、アルミ蒸着マットを上に置くと熱反射の恩恵を効率よく受けられますよ。
6-4.テントについてしまった霜は防水グローブで落とす
テントは結露によって、早朝、表面に霜がついてしまいます。
そのまま日が高くなる時間まで放置して、霜を溶かす人も多いですが、霜の状態で落とす方が、後々テントの乾きも早いです。
スタッフMomoは、冬用のバイクグローブを防水の暖かいものにしています。
これを付けた状態で、霜を手で全部落としてしまいます。
テントを拭く必要もほぼなく、結果的に撤収も早く済みます。
▲比較的暖かい大阪でも、真冬はテントに霜が付いてしまう。防水グローブなら濡れることなく手で落とすことが可能。
Momo
冬キャンプは寒さで早く目が覚めるので、朝6時~7時の時間帯に起きて霜取りをしています。
ひととおり終わったら、ちょうど朝ご飯の時間帯です。
テントを乾かす必要がほぼなく、ゆっくり片づけできるので、朝の時間を有意義に過ごすことができますよ。
7.まとめ|しっかり対策をして冬もキャンプを楽しもう
平地の街中と、山中のキャンプ場では気温も条件も異なります。
行く前にしっかり現地の気温や環境を調べておきましょう。
服装はレイヤリングでしっかり対策し、不足の状況に備えて毛布も用意しておけば、就寝時も安心です。
テントもグランドシートやインナーマットで地面からの冷気を緩和しましょう。
その上に断熱性の高いアウトドア用マットを敷き、冬用シュラフを用意してください。
ストーブを使う際は、火災や一酸化炭素中毒などの事故への対策も忘れずに、換気はしっかり行いましょう。
しっかり対策すれば、冬もキャンプは楽しめます。ぜひチャレンジしてみてください。
この記事を書いた人
Momo
スーパーカブでソロキャンプをするのが大好きなソロキャンパー。
冬の寒い時期に焚き火しながら良い肉を焼いて、一人鍋を堪能するのを楽しみにしている。
カブで冬に完ソロキャンプをすることを推しに話したところ「俺より凄いな!!」と驚かれた。
もっとカブキャンパーが増えればいいのに、と常に思っている。



