夏休みのキャンプ場、海と山どちらにするか迷っていませんか?
ここでは、海と山それぞれのメリット・デメリットと、選び方をわかりやすく解説します。
この記事を読んで、夏のキャンプ場選びの不安を解消しましょう!
目次
1.海にする?山にする?キャンプ場選びの悩みを解決したい!
「夏休みは、家族そろってキャンプに行きたい!」
「せっかくなら、学生のうちに楽しい思い出をキャンプで作ってみたい!」
でも「海にするか、山にするか」の場所選びに悩んでいませんか?
「夏と言えばやっぱり海!」という方もいらっしゃいますし、「暑いから涼しい山の方が良い」という方もいて、なかなか決着がつきませんよね。
プロ目線での結論から言うと、初心者や快適性を重視する方には、圧倒的に「山(特に標高の高い高原)キャンプ」がおすすめです。
なぜなら夏の海キャンプは直射日光を避けるのが難しく、しっかり対策をしないと熱中症になる恐れがあるからです。
また、砂浜からの照り返しや、ペグが固定しにくい問題などもあり、快適に過ごすハードルが、山よりも高くなります。
しかし、海キャンプには山にはない最高の開放感と豊富なアクティビティがあります。
泳いだり、SUPをしたり、ビーチバレーや釣りを楽しむことも可能です。
夏らしいことをしっかり楽しみたい方には、海キャンプは非常に魅力的です。
「何を最優先にするか」で選ぶべき場所も変わりますので、まずは全員で「キャンプで何がしたいか?」を徹底的に話し合ってみましょう。
そうすれば、どちらに行くかも決めやすくなるはずです。
2.【海キャンプ】【山キャンプ】それぞれの魅力と注意点
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ここからは、海キャンプと山キャンプそれぞれの魅力と、注意点を解説します。
それぞれのメリットとデメリットをしっかり把握して、決める際の参考にしてみてください。
2-1.夏の【海キャンプ】のメリットとデメリット
☆メリット
夏の海キャンプは、何といっても目の前が海!という抜群の開放感とロケーションがメリット。
海水浴や磯遊び、砂遊びなど、子供が喜ぶアクティビティも豊富です。
大人もシュノーケリングやSUP(サップ)、カヤックやビーチバレー、釣りなど多彩な楽しみ方ができます。
また、日中はずっと水着でいられるほど気楽。汗をかいてもすぐ海に入って涼めるので、さほど不快感を感じることもありません。
静かな波の音を聞きながら、夕暮れ時は海に沈む夕日を眺められるなど、美しい景色と非日常感を楽しめます。
さらに、キャンプ場の近くに新鮮な魚介類が購入できる直売所もあったりします。新鮮なお魚や貝、エビなどを網焼きにしたり、海ならではのキャンプ飯も味わえます。
★デメリット
海に近いキャンプ場は、遮るものが何もないうえ、風が強いことが多いです。
テントやタープなどは、ペグをしっかりと打ち込む必要がありますが、地面が砂浜の場合だと普通のペグではきっちり固定が出来ません。
別途「砂浜向けペグ(サンドペグ)」と呼ばれるペグを用意する必要がありますので、注意しましょう。
ガスコンロなども強風で消えたり、飛び火する可能性もあり危険が伴います。風防を用意するなど、対策をしておきましょう。
日陰がなく、砂浜からの照り返しもあるため、日焼け対策が必須です。さらに熱中症リスクが非常に高いことも注意が必要です。
タープやサンシェードを用意しておき、水分をこまめに取りましょう。身体を冷却できる熱中症対策グッズを持っていくのもおすすめです。
夜になっても気温が下がらず、熱帯夜になることも多々あります。こちらもポータブル電源などを利用して扇風機を回すなど、対策をしておきましょう。
そして最も大変なのが、使った道具の後片付けです。砂浜で使用すると、ギアに付着した砂を落とすのが大変です。
海辺は塩害もあります。しっかり汚れをおとさなければ、大切な道具がサビてしまう恐れがあります。
さらに、テントやタープなどの道具だけでなく、靴なども砂まみれになります。そのまま車に乗った際に、車の中が汚れてしまうなんてことも…。
海でのキャンプの帰りの為に、拭き取り用の雑巾やビニール袋を多めに用意したり、車に新聞紙などを敷いてみましょう。
「車に乗るための靴」を別途用意しておくのもおすすめです。
2-2.夏の【山キャンプ】のメリットとデメリット
☆メリット
夏のキャンプは暑さとの戦いになりますが、標高が高いキャンプ場は平野部よりも気温が低くなります。
標高が100m上がるにつれて、気温は約0.6℃下がると言われています。たとえば標高が1,000mなら、街中より約6℃も気温が下がるという計算になります。
単純計算で、平地の気温が35℃なら、29℃くらいまで下がることになりますので、かなり快適です。
森の中にあるキャンプ場や、渓谷に近い場所を選べば、さらに体感温度は下がります。これは、樹木が日の光を遮ることに加えて、気化熱の影響によるものです。
樹木が吸い上げた水分が葉から蒸発したり、川の水が蒸発する際に周りの熱を奪うので、森の中や水辺は涼しく感じます。
夜になると日中の暑さがさらに和らぎ、朝までぐっすり眠ることができます。
樹木が多い山の林間キャンプ場なら、日差しを防げ体の負担も少なくなるのも大きなメリットです。
★デメリット
山間部の夜は冷え込むため、夏場でも防寒対策が必要になります。
たとえば、人気の「ふもとっぱらキャンプ場」では、最高気温が26℃で、最低気温が19℃になる日もあります。半袖とハーフパンツでは寒いくらいの気温です。
3シーズン用の寝袋はかならず用意しておきましょう。夜間過ごしやすくなるよう、サッとはおれる上着を一枚用意しておくほか、毛布やタオルケット、ひざ掛けなどもあると良いでしょう。
山は虫が多いこともデメリットです。アブ、ブヨ、蚊などの「虫対策」が必須 になります。虫よけスプレーは必ず用意しておきましょう。
強力な蚊取り線香を使用するのもおすすめです。蚊取り線香や防虫線香は、屋外(忌避効果)では煙の拡がっているところが効果のある範囲の目安です。
屋外で使用する場合は、複数箇所に置くと風向きに関わらず安定した効果が得られますので、蚊取り線香ホルダーを買っておきましょう。
区画サイトの場合は、サイトの四隅に配置するとよいでしょう。
そして今一番気を付けたいのが、クマなどの野生動物に遭遇するリスクです。
山のキャンプでは、なるべく人が多くいるキャンプ場を利用するほか、食材を外に置きっぱなしにしないようにするなどしっかり対策しましょう。
キャンプ場近辺でクマの目撃情報がないかも確認しておきましょう。
2-3.海キャンプ vs 山キャンプ 比較表
海キャンプと山キャンプのどちらが自分たちにあっているかチェックできるよう、比較表にまとめました。
こちらもぜひ参考にしてみてください。
|
比較項目 |
山キャンプ(標高1,000m以上) |
海キャンプ(ビーチ・沿岸) |
|
涼しさ・快適性 |
◯ |
△ |
|
日陰の有無 |
◯ |
× |
|
風の影響 |
△ |
× |
|
虫対策 |
× |
◯ |
|
アクティビティ |
◯ |
◎ |
|
ギアの手入れ |
◯ |
× |
3.【あなたはどっち?】タイプ別・おすすめの選び方
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海キャンプと山キャンプそれぞれのメリットとデメリットがお判りいただけたと思います。
最初にお伝えしたとおり、「何を最優先にするか」で選ぶべき場所も変わりますので、タイプ別にどちらがおすすめか、お伝えいたします。
3-1.【海キャンプ】がおすすめな方
夏らしい遊びを最大限に楽しみたいなら、海キャンプがおすすめです。
海水浴や磯遊び、砂遊びから、シュノーケリング、SUP(サップ)、カヤック、ビーチバレー、釣りなど大人も子供も楽しめるアクティビティが豊富です。
手持ち花火などが許可されているキャンプ場もあるため、日中から晩まで丸一日遊ぶことができます。
なにより美味しい海鮮を新鮮な状態で楽しめるのは、グルメな方にはたまらないのではないでしょうか。
暑さ対策も、ポータブル電源とポータブルクーラー(エアコン)を用意すれば、力技で解決可能です。
日影が無いので、遮光性の高いテントを用意しましょう。
強風が吹き込むとテントの破損につながるので、風下に入り口を作らないようにしてください。風に飛ばされないよう、しっかり砂地に食い込むペグを用意しておきましょう。
熱中症を起こす危険性が山よりも高いので、飲料や氷は多めにご準備を。氷のうなども準備しておくと良いでしょう。
また、こまめに日焼け止めを塗ったり、ラッシュガードを羽織るなど、紫外線対策も入念に!忘れると日焼けで痛い目に合ってしまいますよ。
塩分がキャンプギアに付着してしまうので、片づけの際は、汚れをしっかり落としてから積み込むようにしましょう。
3-2.【山キャンプ】がおすすめな方
暑さを避けて涼しく過ごしたい方は、山キャンプがおすすめです。
平地の気温が35℃なら、標高1000mのキャンプ場なら29℃くらいまで気温が下がります。また、木陰も多く、水辺のキャンプ場を選べばさらに体感温度は下がり、涼しく感じます。
夜は気温が下がるため、朝までぐっすり眠ることができます。急に冷え込むことも考えて、上着や毛布、タオルケット、ひざ掛けなども準備しておきましょう。
川でのアクティビティは水遊びのほか、昆虫採集や野草の観察など、遊びながら「夏休みの自由研究」がしやすいのが、海との違いです。
平地よりも遮るものがなく、街明かり(光害)も少なく空気が澄んでいるため、星空観察も楽しめます。
ただし、川遊びをする際は、大人も子どもも、必ずライフジャケットを装着しましょう。
浅瀬でも苔で滑って転んだり、複雑な川の流れに足元をすくわれる危険があります。また、流れが急な場所では大人でも流されてしまうことがあります。
さらに海水よりも真水の方が浮きにくくなっていますので、溺れる危険性はより高くなります。
筆者も幼少のころ、流れの弱い場所で遊んでいた際に足を滑らせ、急な流れに足を取られて流された経験があります。
即座に大人が気づき助けてもらえて事なきを得ましたが、少し目を離した隙にそのようなことが起きるということを頭に入れておいてください。
ライフジャケットを装着すれば救命の可能性が高くなりますので、命を守るためにも必ずご用意ください。
海よりも虫が多い為、不快害虫対策は必須です。
虫よけスプレーは必ず用意し、強力な蚊取り線香をサイトの四隅に配置するなど工夫しましょう。
万が一虫に刺された際のことも考えて、インセクトリムーバーや塗り薬も準備しておくと安心です。
4.夏キャンプに持っていきたいキャンプギア
海でも山でも、夏キャンプを成功させるには、ギア選びも重要です。
暑い夏を乗り切るためのキャンプギアをご紹介します。
4-1.涼しく過ごせるチェアとオットマン
海キャンプでも、山キャンプでも、どちらでも悩みのもとになるのが「チェア」です。
休憩時には必ず必要となるアイテムですが、背面生地がコットンやナイロンだと、汗の逃げ場がなく蒸れて不快になってしまいます。
チェアに座って過ごす時間は想像以上に長いので、キャンプが台無しにならないように『夏用のチェア』を用意しておくことをお勧めします。
メッシュ生地を採用したチェアは、「通気性」と「速乾性」に優れており、これからの時期のキャンプにピッタリです。
見た目にも涼しく、夏のキャンプサイトがリゾート地のように生まれ変わります。
持っていけば、海でも山でもバカンス気分が楽しめますよ。
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クライマックスローチェア MESH
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クライマックスオットマン MESH
4-2.冷たさをしっかりキープするクーラーボックス
夏キャンプに欠かせない存在は、やはりクーラーボックスです。
真夏の炎天下でもしっかり氷をキープしたい方は、真空断熱パネル採用のクーラーボックスを選びましょう。
コストを重視したい方は、一泊二日程度なら、断熱材に発泡ウレタンを使用しているものでも問題ありません。
そしてクーラーボックスの保冷力を保つには、地熱の影響を受けないよう、スタンドを使うことも大事です。合わせて購入しておきましょう。


●真空断熱か発泡ウレタンどちらを選ぶか迷う方はこちらをご参照ください
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「真空断熱 vs 発泡ウレタン」クーラーボックス徹底比較!保冷力の差と後悔しない選び方
記事はこちら●クーラーボックスの保冷力を持続させる方法を知りたい方はこちらをご参照ください

もう失敗しない!クーラーボックスの保冷力を最大限引き出す方法
記事はこちら●中に入れる保冷材についてお悩みの方はこちらをご参照ください
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【徹底比較】クーラーボックスにはどれが正解?ロックアイス・板氷・保冷剤の使い分け術
記事はこちら5.初心者が夏キャンプを成功させる3つのコツ
海を選んでも、山を選んでも、どちらの場合でも「夏キャンプを成功させるコツ」は共通です。
3つのコツをしっかりチェックして、楽しい夏の思い出を作りましょう。
5-1.高規格のキャンプ場を選ぶ!
初心者の場合は、多少金額が高くても、設備が整っている高規格のキャンプ場を選びましょう。
初めてのキャンプでは、慣れていないため色んなものを忘れてしまうことがあります。
高規格のキャンプ場なら、レンタル品が充実しているほか、売店にも必要なものが沢山用意されています。
「手ぶらキャンプ」が可能なところもありますので、初心者の方は、まずはそうした施設を利用することをおすすめします。
高規格のキャンプ場は、お手洗いやシャワー室も非常にきれいなので、衛生面が気になる方でも安心して使えます。
ただし、高規格のキャンプ場は非常に人気が高いので、直前ではまず予約が取れません。一か月前から計画して、早めに抑えておきましょう。
5-2.熱中症・暑さ対策は万全に!
海よりも山の方が涼しいとはいえ、動いていると汗をかきます。どちらを選んでも、熱中症や暑さ対策は万全にしておきましょう。
まずは、飲料です。おすすめはミネラルも豊富に含まれている麦茶です。
汗をかくと塩分も失われますので、塩分も取れるよう、塩飴や塩タブレットも一緒に用意しておきましょう。
スポーツドリンクは塩分を含むミネラルを効果的に接種できますが、一般的な500mlのスポーツドリンク1本には、約20g〜30g(角砂糖に換算すると6個〜8個分)の糖質が含まれているそうです。
飲みすぎると『ペットボトル症候群(急性糖尿病)』を起こしますので、注意が必要です。
専門医いわく、スポーツドリンクが必要なのは「大量の発汗時」だけとのことですので、飲み過ぎ無いように気を付けましょう。
暑い中飲む冷えたビールは最高においしいですが、アルコールは利尿効果があり、飲みすぎると脱水症状を起こす危険性があります。
たとえば10本分のビールを飲むと飲んだ本数よりも多い11本分の水分が排泄されてしまうのだとか。
飲んだ量よりも多くの水分が失われるため、お酒を飲むときは、お水も一緒にこまめに取るなど十分に対策しておきましょう。
身体を冷やすネッククーラーや冷感シート、冷却スプレー、氷のうなども用意しておきましょう。
首からかけられるタイプのタオル型の汗拭きシートがおすすめです。手ぬぐいを濡らしてから固く絞って首にかけておくのも良いでしょう。
ポータブル扇風機もあるとより効率よく身体のほてりを冷ますことができます。
5-3.周辺の観光スポットや温泉もチェックしておく!
海でも山でも、天気が急変することは良くあります。
雨が降った時に避難できる施設が近くにあるかチェックしておきましょう。
周辺の観光スポットをチェックしておけば、キャンプ以外でも休暇を楽しむことができます。
急な予定変更にも対応できるようにしておくのがおすすめです。
近くに温泉施設があるキャンプ場を選ぶのも良いでしょう。
夏はたくさん汗をかきますので、シャワーだけではもの足りなく感じるかもしれません。
近くにゆっくり入れる温泉があると、心も体もすっきりとリフレッシュできます。
お風呂上がりのコーヒー牛乳やアイスなども楽しめて、一石二鳥です。
まとめ:目的に合った場所選びで最高の思い出を!
海にするか、山にするかは、目的や「何を最優先にするか」で変わります。
夏らしい遊びを満喫したいなら海キャンプ、避暑を最優先したいなら山キャンプを選びましょう。
それぞれにメリットとデメリットがあります。デメリット部分をカバーできるよう、対策をしっかり練るようにしておきましょう。
夏キャンプ向きのギアを用意することで、快適度は変わります。
海でも山でも、高規格のキャンプ場を選ぶと失敗も少ないでしょう。
入念に下調べをして、準備をしておけば、どちらを選んでも最高の夏の思い出が作れるはずですよ。
ぜひ夏キャンプを楽しんでくださいね。
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