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ウッドロールテーブルX Black Edition 90/60サイズ発売しました

キャンプテーブルの基礎知識|種類と特徴、選び方を徹底解説

23 Jul, 2025 412
ウッドロールトップテーブル

キャンプサイトのイメージを一新するキャンプテーブル。いざ選ぶ時や買い替えたいときはなにを基準にすればいいか迷ってしまいますよね。

この記事では、焚き火用、折りたたみ式、ロール式など、主要なキャンプテーブルのタイプやサイズをそれぞれの特徴や利用シーンを詳しく解説します。

素材別のメリット・デメリット&耐久性

テーブルの素材は、耐久性や使い勝手に大きく影響します。アルミ、木材、ステンレスなど、主要な素材ごとのメリット・デメリットを比較し、長期的に使えるテーブルを見極めるためのポイントを解説します。お手入れのしやすさや重量なども考慮に入れましょう。

木材

合板と一枚板があります。合板は安定した品質で安価なのが魅力です。一枚板は合板と比べると高価ですが、切り出した木材にしかない魅力があります。ここでは一枚板で使われることの多い素材を紹介していきます。

ウォールナット材
直線的な木目が特徴な高級木材の一つ。中程度の柔らかさで加工のしやすさと堅牢さを両立した素材です。
アッシュ材
木目が美しく、木目を強調したデザインを好む方にお勧めです。
ブナ材
木目が細かめで優しい風合いがあります。子供用の家具などに多く用いられる素材です。
軽量で強度があり環境にも優しい素材です。

金属製

アルミ
軽量で耐食性に優れた素材です。安価で扱いやすく、ファミリー層などにも人気の素材です。
ステンレス
耐熱性が高く、焚き火のそばで使用するテーブルなどによく使われます。ダッチオーブンやスキレットなどの熱いものを置くのにも適しています。

キャンプテーブルの構造について

ロールトップ式テーブル

天板が細長い板状のパーツを連結したすのこ状になっているもので、使用時はこれを広げて脚に取り付け、収納時は天板をクルクルと巻くようにコンパクトにまとめます。脚部も折りたたんだり分解したりできるものが多いです。

携帯性
天板がコンパクトにまとまるため、収納時に小さくなります。サイズも様々で、軽量なアルミ製などはバイクツーリングやソロキャンプにも適しています。
設営
天板を広げて脚に固定するだけなので比較的簡単です。
安定性
天板が分割されているため、一枚板のものに比べると多少のたわみを感じることもありますが、しっかりとしたフレーム構造であれば十分な安定性があります。

ハイランダーのウッドロールトップテーブルはこちら

折りたたみ式テーブル(二つ折り、三つ折りなど)

天板が文字通り半分(二つ折り)や三つ(三つ折り)などに折りたためる構造です。脚部も天板と一体型で折りたたむタイプが一般的です。

携帯性
広げて脚を出すだけなので、最も設営が簡単でスピーディーなタイプの一つです。
設営
天板を広げて脚に固定するだけなので比較的簡単です。
安定性
天板が一体型、または少ない分割のため、比較的安定性が高いです。特に、中央にヒンジがある二つ折りタイプは、広げた際にほぼフラットな面を確保しやすいです。

ワンアクション式テーブル

脚部がX字型や開閉式のフレームになっており、天板と一体になっているものが多く、広げるだけで設営が完了するタイプです。

携帯性
折りたたみ式に近いですが、より迅速な設営に特化しています。
設営
まさに「ワンアクション」で設営が完了するため、非常に簡単でスピーディーです。
安定性
フレーム構造がしっかりしているため、安定性は高い傾向にあります。

IGTテーブル

IGT(アイアングリルテーブル)とはキャンプブランド スノーピークの人気アイテム「フラットバーナー」に対応している規格の呼称です。
フラットバーナーだけでなく、カセットコンロを置けるバーナーデッキがついているタイプも。

携帯性
パーツが多くはなりますが、サイズはそこまで大きくないことがほとんどです。
設営
天板のカスタマイズ性が高いぶん、パーツの組み立てに時間がかかります。
安定性
脚部分の構成に依るところが大きいです。

ハイランダーのIGTテーブルはこちら

テーブルのサイズと使用人数について


上記サイズは120㎝幅 二人でもゆとりを持って使用するならこのくらいは必要

ソロキャンプ(一人) 30㎝~
料理をするかなどによっても変わってきますが、30㎝~70㎝のテーブルを選ぶ方が多くなっています。天板に短い脚のついたミニテーブルなどを選ぶ方も。積載などと合わせて検討しましょう。

ハイランダーの70㎝以下のテーブルはこちら

デュオキャンプ(二人) 70~90㎝
キャンプシーンでは地面に置きたくないものも多くなってきます。二人分の食器や料理を並べることを考えてやや大きめのものを選ぶとよいでしょう。

ハイランダーの90㎝テーブルはこちら

ファミリー、グループキャンプ(3人~) 120㎝~
ファミリーやグループキャンプで使用する場合は120㎝以上のものがあると良いでしょう。お子さんが小さい場合はサブテーブルなどもあると安心です。大人数のグループキャンプの際はテーブルは複数あったほうが無難です。

ハイランダーの120㎝テーブルはこちら

チェアの高さから考えるテーブルの高さ

現在のキャンプシーンではテントに入れたときに広さを演出するためロースタイルの展開がほとんどですが、バーベキューをスタンディングでする場合など背の高いタイプのテーブルや、ミドルの高さのテーブルなどもあります。特に腰痛持ちの方などは低い位置のテーブルに長時間過ごしているとつらい、なんていうことも。
椅子の座る面の高さは「座面高」と呼ばれます。地面から座る面までの高さです。
寸法表では背もたれを含めた高さが掲載されているので「座面高」を確認するようにしましょう。
チェアの高さも考慮してテーブルの高さを決めましょう。

地面に座る(座面高0㎝)
テント内にシートなどを敷いて地面に座る場合
折りたたみ式など10㎝程の高さのテーブルなら積載も少なくコンパクトに済みます。
料理をする場合は調理用テーブルを別に用意しておくと良いでしょう。
ローテーブルでも低めの物なら使えます。
その場合でも30㎝までのものにしておくと食事などに無理がありません。
ローチェア(座面高30㎝前後)
キャンプチェアのローチェアはだいたい30㎝前後です。 テーブルはの高さはチェアの+10~15㎝ほどで選ぶと良いでしょう。お子さんが宿題をする、何かパソコン作業があるなど食事以外の目的がある場合は少し高めのものを選択すると作業が行いやすいです。
ハイチェア(座面高40㎝~55㎝)
ハイチェアはローチェアより身長によって座り心地があるため高さに幅があります。 店舗やアウトドアイベントなどで好みの高さのチェアをチェックしておくとよいでしょう。 座面高は身長の25%が目安とされています。 テーブルはチェアの高さ+10~15㎝ほどがおススメです。 ハイチェア、ハイテーブルは老若男女問わず使いやすさが魅力ですが、テント内に入れると圧迫感があるという問題も。ご自身のキャンプサイトの好みに合わせてよく検討しましょう。

テーブルの耐荷重について

30㎏~50㎏の耐荷重が一般的です。通常の使用であれば耐荷重について30kgを目安に選ぶとよいでしょう。大鍋料理や、グループキャンプで映像機器などを乗せたい場合は製品の重さを確認しておきましょう。

素材別の清掃・保管ポイントとメンテナンス方法

キャンプテーブルのお手入れ方法は、その素材によって大きく異なります。

加工によってもさまざまですのでまずはメーカー推奨の方法を確認します。

風合いやデザイン性の高い木製テーブルは加工によってはドリンクなどを置くことで輪染みになることも。汚れた場合は水拭き後、高温多湿になるところを避けて屋内の乾燥した場所に置くことをお勧めします。

金属製(アルミ、ステンレスなど)のテーブルは比較的丈夫ですが、汚れが付着したまま放置すると錆や腐食の原因になることがありますので、使用後は水拭き後、しっかり乾燥させることが大切です。布製(メッシュ、ポリエステルなど)のテーブルは、土や泥汚れがつきやすいため、ブラシや水洗いで丁寧に汚れを落とし、完全に乾かしてから保管しましょう。これらの基本的な清掃に加え、ネジの緩みがないか定期的にチェックしたり、可動部にシリコンスプレーを塗布したりするなど、簡単なメンテナンスを行うことで、故障を防ぎ、テーブルの寿命を延ばすことができます。

万が一の破損や故障に備えて、購入前にメーカーの保証内容や補修対応を確認しておくことも非常に重要です。多くの有名ブランドでは、購入後一定期間の保証を設けています。保証期間や保証対象となる範囲はメーカーによって様々ですので、事前にウェブサイトなどで確認しておきましょう。